昨年の春に発売しご好評頂いた「さくら」の再販です。
昨年とは原料油脂を変更し、保湿が増した使用感になっております。
オリーブオイルと椿油を軸に、保湿力のあるホホバオイルとスイートアーモンドオイルを配合しました。
特に、ホホバオイルはさらっとしていて肌なじみは良いけれど、ロウ成分が豊富なので皮膚の表面を薄い膜で覆うような効果があり、春に最適なオイルです。

香り付けの精油は昨年と同じです。
ローズゼラニウム精油もローズウッド精油も、気分を落ち着け明るい気持ちにする効果のある精油です。

よもぎを漬け込んだ椿油をメインに、茶油やヒノキ精油など日本独特の素材を使用しました。
茶油はお茶の木の実から採取された油脂で、オレイン酸が豊富で保湿力のあるオイルです。
椿油もオレイン酸の豊富なオイルで、椿油と茶油は脂肪酸構成が似ているのでとても相性が良いです。

お茶の実

よもぎにはいろいろな効能があり、漢方薬にも使用されています。肌に対しては、殺菌力や抗アレルギー作用があります。

香りは芽生えの春にふさわしいヒノキ精油の爽やかな香りです。

きんせんか(学名カレンデュラ)は、西洋では古くからメディカルハーブとして利用されてきました。きんせんかの花びらをオイルに漬け込み、湿疹などの皮膚疾患の治療に用いられてきたようです。
この石けんではきんせんかの花びらを漬け込んだ椿油を、きんせんかの花びらごと石けんにしました。

アボカドオイルも配合し、保湿にも期待できる石けんになっております。

香りには、ラベンダーとローズマリーの精油を使用しました。きんせんかに合わせてどちらも花の精油です。
ラベンダーは万人に好まれる心の疲れを和らげる精油、ローズマリーは頭をシャキっとさせる精油です。